アロマテラピーとは
アロマオイル(エッセンシャルオイル)とは?
アロマオイル(精油)は、植物から抽出した香りの成分をぎゅっと凝縮したものです。
植物は自分で動くことができない代わりに、化学成分を自身で作りだしています。
昆虫の嫌がる香りを出して自身が食べられないようにしたり、逆に受粉のために花粉媒介者を寄せ付けたり。
この植物たちの知恵を、水蒸気蒸留法・圧搾法などの方法で抽出したものが「精油」です。
この貴重な精油を私たちが使わせてもらうことで、
- 菌・ウィルスといった微生物の働きを抑制
- 神経系・内分泌系への影響
- 自律神経系に働きかけ意欲増進や心を落ち着かせる
- 肌をきれいに整える
など、さまざまな働きが期待できます。
近頃は、香りを嗅ぐことで脳を刺激し認知症を予防したり、嗅覚障ェ碍者の嗅覚を取り戻すリハビリにもも取り入れられています。
精油を嗅ぐこと
ひとつの精油は100以上の成分から成り立つ香りもあります。
精油を嗅ぐことで、香りの分子が鼻の中の天井あたりにある嗅細胞の受容体に香り成分がキャッチされ、電気インパルスとして瞬時に脳に情報が伝わっていきます。
脳の大脳辺縁系、視床下部・脳下垂体といった記憶・空腹感・睡眠・本能・内分泌系や神経系・自律神経系に関係する部位に到達するため、免疫力を高め感染を予防し抵抗力をつけたり、穏やかな気持ちにさせたり心へのサポートなどに役立てることができます。
経皮吸収
皮膚に塗布するアロマオイルトリートメントは、分子量が小さいため皮膚から吸収されると組織液を通過し、毛細血管やリンパ管に入り必要な場所で代謝されます。
運動後の乳酸排出や免疫が弱っているときなどに積極的に行いたいですね。
また細胞に働きかけるため、お肌のターンオーバーが遅くなってきたときたやアンチエイジングにも!
神経系にも作用するため、肩こりや腰痛などの痛みの緩和の助けになります。
人生100年。
健康であることは誰にとっても大切な事。
気軽に使うことができるアロマテラピーを、楽しみながら毎日の健康の維持・予防に役立ててもらえたら幸いです。